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1960年代の革新的な曲線の折りが
今なお輝き続けます。
柔らかなカーブと彫刻のようなフォルムを持つサイナスラインシリーズ。名前は知らなくても形を見たら、「知ってる!」という人も多い商品です。
学生だったポール・クリスチャンセンは、新たなデザイン照明の提案をレ・クリントの店に持ち込みます。それは、直線ではなく曲線の折りを用いた斬新なランプでした。
この不思議な形状のランプシェードは、不朽の名作的な存在になりたいとの思いから、のちに『サイナスライン』と命名されました。数学的な関数のサインカーブをモチーフとしたネーミングです。
1970年、レ・クリントとの共同企画によりポール・クリスチャンセンは個展を開催します。そのために工房へ自ら向かい、これまでにないカーブの折り方を職人に指導するため、数か月にわたり工房に通い続けました。
多くの『サイナスライン』シリーズの中でも、とりわけ好評だったのが《モデル172》だったと言われています。今年は《モデル172》がデザインされてから55年の年。彫刻的な陰影は今もなお私たちに美しいあかりを見せ続けてくれます。